2023年2月に読んだ本メモ

cup of coffee and bread on saucer closeup photography

華氏451度

「華氏451度/レイ・ブラッドベリ、宇野利泰」
本を読むことが禁止された世界で、焚書官という本を焼く仕事をしている男が主人公の話。
1953年に書かれたSF小説でありながら、「海の貝」とよばれる耳に装着する小型ラジオや、壁に設置されてユーザーに話しかけてくるテレビなど、現代に普及しているような機器が登場する。
暇つぶしに動画ばかり見ていたり、書籍を手早く解説してくれる動画を見て読んだつもりにならず、もっと本を読もうと思った。

「鱷/フョードル・ドストエフスキー、森林太郎」
『罪と罰』『カラマーゾフの兄弟』など、シリアスな作風の印象が強いドストエフスキーによるドタバタコメディ。
翻訳者の森林太郎は森鷗外の本名。
記事タイトルは本作の一節。

その他

  • 変身/フランツ・カフカ、原田義人
  • 鼻/芥川龍之介
  • 歯車/芥川龍之介
  • 地獄変/芥川龍之介
  • カナリヤ殺人事件/S・S・ヴァン・ダイン、瀬沼茂樹
  • 秋/芥川龍之介

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